メイジャーステップ根岸です。Twitter:@DiceK_Negishi
雨が増えてはいるものの、なかなかの蒸し暑さで気が滅入ってしまいそうですが、会員の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、夏といえばなんでしょう?
海? 花火?
いやいや、夏と言えばオープンキャンパスですよ。
進路を決定するために大学を肌で感じるいい機会だということで、オープンキャンパスへの参加を夏休みの宿題にしている高校もあるようですね。
根岸は高校2年生にサインを求められました。私なんかでいいのかと思いましたが……。
ご縁をいただいて、昨年より神奈川大学(以下神大)の総合型選抜対策講座に登壇しています。オープンキャンパスの様子も含めて、対策講座の内容を“中の人”がレポートします!
根岸も中の人も大興奮、魅力的な新キャンパス
神大のみなとみらいキャンパスに行ったことはありますか?
みなとみらい線新高島駅から徒歩5分ほど、錚々たる企業のオフィスビルの中に、神大みなとみらいキャンパスはあります。
アスファルトとビルからの照り返しで、その徒歩5分がめちゃくちゃ暑くて大変でした……。
皆さんのイメージする大学のキャンパスとは全く違って、周囲のオフィスビルと同じ規模なんですよ。だから私も初めて見た時は仰天しました。
カバー画像の写真、全く入りきっていないでしょ。
建物の中はラーニング・コモンズが広がります。
神大はソーシャルコモンズと呼んでいるのだそうです。
開放的なつくりで、各階に学習コーナーと10進分類表にしたがった図書コーナーが設置されており、学習環境が整っています。
ビルの中にはバスケのハーフコートや工房まであります。学生が3Dプリンターやレーザーカッターを使って自由に制作できる「FAB LABO」には驚きました。
アタマもココロもカラダも伸びやかに動かし、クリエイティブな活動にもすぐにアクセスできる環境が整っているのはとても羨ましいですね。
大学側がどのような人物を求め、どのような人物に育てていこうとしているのか、大学のカリキュラムや施設から感じることができます。
やはりオープンキャンパスには必ず参加するべきだと思いました。
給費生制度も神大の魅力
神大の魅力はキャンパスだけではありません。給費生制度も魅力の一つです。
毎年12月に実施される神大の給費生試験。合格して入学した学生は4年間の学費、おおよそ880万が免除されます。しかも返済不要、他校との併願も可能で、大変人気があるんです。
昨今、奨学金問題が取り沙汰されていますよね。もちろん返済不要の奨学金制度はありますが、保護者の収入や成績の条件が厳しく、敷居が高いのです。
向学心の高い高校生・既卒生には神大の受験を強く勧めます。
志望理由書で明確にすべき7項目
今回の講座では、神大の総合型選抜対策として、志望理由書の書き方、面接対策、学部学科別の出題傾向と対策をお話ししました。
今号では志望理由書の書き方の説明を一部ご紹介します。
志望理由書の準備段階では、【過去】・【現在】・【未来】の三つの軸で情報を整理します。
【過去】志望分野に興味を持ったきっかけ・頑張ったことや学んだこと(Experience)
【現在】志望分野の魅力、社会問題(Issue)についてどのように考えているか、現在行なっている活動(Action)と自分の資質・能力(Competence)
【未来】未来のあるべき社会の姿(Vision)をどのように考え、どのように携わっていきたいか。問題解決(Solution)のために何を学びたいか。卒業後の進路と絶対にやり抜くという決意(Resolve to do)。
これらを自分の進学したい分野と結びつけながら、どんどんと書き出して整理します。
その時にこんな図を思い浮かべるといいんじゃないかと思うんですよ。
これが志望理由書の7項目、根岸が志望理由書指導で使う「VISCERAモデル」です。