こんばんは、中の人(@mAjorstep_jp)です。今年は連休が多いそうですね!三日休めることのありがたみをしみじみ感じるとともに、「三連休!」と聞けば、新しいこと始めてしまおうか!とアクティブな気持ちになりますね。
さて、昨年ニュースレターの会員数が300名を突破しました。日頃のご愛顧に感謝いたします。
それを記念して「300人ありがとう、お年玉企画」開催を決定、先日無事開催できたことをお知らせいたします。
その企画とは、作問ライブとお年玉抽選会、そしてアフタートークで。今回は作問ライブの様子をレポートします。
【メイジャーステップ根岸です。@DiceK_Negishi おかげさまでニュースレター会員が年末に300人を突破し、その後も順調に増え続けております。たくさんの先生方の期待をひしひしと感じているところです。2024年もたくさんの「すぐ使える、具体的・実践的な指導スキル」をお届けします。ぜひ職員室で同僚の先生方にもご紹介ください】
【こちらのカッコで当日話しきれなかったことなどを補足して解説します。あわせてお楽しみください】
#現代文作問ライブ202401 とは
#現代文作問ライブ シリーズは、ニュースレター会員の方の一言からスタートしたイベントです。
根岸が作問する過程をリアルタイムで見ていただく企画。
根岸が素材文を読み、ブツブツと独り言を言いながら、作問していく過程を参加者一同で観察します。
前回の作問ライブの様子はこちらでレビューしています。
今回の素材文は内山節「自然と人間の関係をとおして考える」でした(大修館書店「現代の国語」706 pp.76~83)。
お手元に教科書のある会員の方はぜひ教科書を広げながらお読みください。
難易度調整の作問テクニック
① 読む流れに逆らう作問
文章を読むとき、人は当然頭から読みますよね。
そして文章はたいてい、抽象度の高い主張を先に述べて、それを具体的に説明するために以降が書かれます。
とすると、「前に線を引き、後ろに解答根拠がある」作問が自然な流れになります。
その自然な流れをわざと崩します。つまり、解答根拠が傍線部より前に来る作問です。
たとえば……
問1 傍線部A「(具体例の一部)」とあるが……