会員の皆さまに私たちができること

会員の皆さまに私たちができること

メイジャーステップの実績のご紹介 第1回/全2回

2022/12/13

メイジャーステップ根岸です。 Twitter:@DiceK_Negishi
メイジャーステップのことをご存じない方、「え、受験生向けに指導しているんでしょ?」とお考えではないですか? 確かに受験指導も行っていますが、先生方をサポートする取り組みもいろいろやっています。本ニュースレター「小論文・現代文の指導スキルを学ぶ会(β版)」もそのひとつです。
今号と次号では、メイジャーステップが提供する学びの機会を「根岸がこれまで行ってきたこと」「これから展開すること」の二つに分けてご紹介します。

添削スキルアップ講座

添削って自己流で行いがちですよね。どうしたらいいかわからないけれど相談できる人が周りに少なくて……そんなお困りの先生方に向けて、講演会を行っています。
たとえば夏休みには千葉県内の市立高校で講演会を行いました。教頭先生から直々にご指名をいただきました。内容は先生方向けの講演&添削ミニ実習。根岸の添削思想と添削法をお伝えした後、メイジャーステップの添削員が使用している「添削ハンドブック」の抜き刷りを使って模擬答案の添削を行いました。実践的な内容だからでしょうか、「今回“は”とても勉強になりました」というアンケートの回答をいただきました。苦笑するしかないですね。
講演+実習を40分+20分ぐらいの短いものから、徹底的にスキルを磨く半日~1日規模の研修会まで、学校・教委の実情・ニーズに合せてプログラムをご用意します。
添削講演でお話しするメイジャーステップの指導理念を少しだけ書きます。
根岸が添削員に口を酸っぱくして言っていること。それは「添削は教えて直すことが目的ではない」。修正するのは簡単です。しかし、それでは生徒が自分の力で試行錯誤し、自分の表現を磨く機会を奪ってしまいます。私たちが目指すのは、考える/書く技能の育成です。そして生徒の表現意図を汲み取って、膨らませるお手伝いをすること。そうすればきっと、修正ではなく生徒の実感に即した「提案」ができるはずなんです。メイジャーステップでは育成と提案を大切に添削を実施しています
でも、先生方の方が小論文を書いた生徒の考え方や行動について私たち以上に知っています。だからこそ、先生方がメイジャーステップの理念に基づいて添削指導を行うことが、生徒たちの考える/書く技能の育成には最も効果的です。そういう先生が一人でも多く現場にいること。これが根岸の何よりの願いなのです。
いつでもうかがいます。

作問勉強会

#現代文作問勉強会 シリーズはこれまでオンラインで開催してきました。オフラインで勉強会を開催することももちろん可能です。ご相談ください。
ただし、ひとつだけ条件があります。素材文は教科書の文章ではなく、こちらから持ち込みのものを使います。#現代文作問勉強会 シリーズは若手+中堅のスキルアップの場として非常に刺激的な場です。しかし教科書の素材文だとベテランの先生に一日の長があり、ベテランが「教える」ことになりかねません。全員がフラットな場を作るには、全員が初見であることが大切なのです。
ベテランの方も若手と一緒に作問するというスタンスで参加していただきたいです。若手・中堅のころの心を取り戻していただける機会にしてほしいと思っています。
#現代文作問勉強会202303 オンラインで2023年3月、春休みに開催予定です。詳細は1月に告知します。お楽しみに!

リモート指導

コロナ禍ということもあり、外部から講師を招いて講演するのは避けたいというお声もいただきます。よくリクエストをいただくのが「リモート指導」です。リクエストいただいた課題(メイジャーステップで設定することも可能です)について書き方講演を収録、もしくは学校の空き教室から配信します。そちらを各教室や視聴覚教室で視聴し、その後ワークシート作成&実作を行います。生徒の答案はメイジャーステップの添削員が先の理念に基づいて添削します。ふりかえり講演も配信、生徒さんのスキル向上のお力になります。
ふりかえり講演後さらにご依頼をいただき、ブラッシュアップ版の作文をもう一度添削したこともあります。アドバイスを踏まえた書き直しができている生徒さんが多く、驚くとともにうれしくなりました。
オフラインの講演の方が生徒とのやり取りがあり反応を見ながら進められるので、講師としてはやりやすいというのが本音です。一方、動画講演だと生徒たちの様子を先生が見ながら進めることができます。たとえば、いったん動画を止めてワークシートに記入する時間の調整を先生が行うことができます。
文章指導では主に小論文・志望理由書・自己PR文をご依頼いただいています。ご相談を受ける際に注意しているのが志望理由書指導の時期です。志望理由書指導は高校二年生の三学期から行うことを強くお勧めしています。文章を書く経験と進路指導は早期にスタートしたいですよね。志望校が決まっていなくても、書くことを通して自分がどのような分野に興味があるのか言語化することが、進路を考えるきっかけとなると考えています。
ここからは無料会員・有料会員の皆様向けのお得情報(?)です。

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